iDeCo?NISA?聞いたことあるけど何のことかわからない!
やった方が良いって聞くけど今さら聞けないし教えて欲しい!
こんなお悩みを解決します!
この記事の内容
- iDeCo、NISAの制度について解説
- そもそもなんでこのような制度が必要なの?
- リスクもあるんでしょ?その点ももちろん解説!
- どういった資金の積立に向いてるの?
この記事を書いた人
年間約100組のコンサルを実施! 資産運用の基本や、保険、節約といったことを得意分野としています! >>KOISHI CAFE 運営者情報
僕は現役FPとして銀行預金、保険、その他金融商品などの中で何が1番お客様の考えに合っているのか確認しながら積立商品を案内してます!
iDeCo・NISAは国が用意した制度です。
どちらもとてもお得な制度なのでしっかり学んで活用しましょう!
この記事は5分で読めます!
資産運用に興味のある方はぜひ最後までお付き合いください!
はじめに
あなたに2つの質問をします。
- 毎月いくら貯金をしてますか?
- その貯金はどうやって積み立ててますか?
多くの方は下記の2つのどちらかの方法ではないでしょうか。
- 銀行
- 郵便局
僕はこの方法だけで貯金を続けていくのはおすすめしていません。
銀行や郵便局にお金を寝かせておくだけだともったいないです!
国が用意しているiDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)といった制度があるので積極的に活用していきましょう!
ではなぜ制度を利用した方が良いかについて説明していきます。
資産運用はインフレ対策になる
あなたはインフレという言葉を聞いたことありますか?
資産運用の重要性を理解するにはまずはインフレについて理解する必要があります。
【インフレ】
インフレとはインフレーションの略で、私たちが普段買っている日用品やサービスの値段(物価)が上がることをいいます。インフレには、良いインフレと悪いインフレがあります。
良いインフレの下では、企業が販売価格の上昇で儲かり、社員の給料が増え、消費者は物価上昇による生活費の増加を給料アップで吸収してもっと商品を買うようになり、商品が良く売れて企業が儲かる…というサイクルで景気は良くなります。要は、良いインフレは「景気の拡大をともなうインフレ」ということです。一方、商品の仕入れ価格の上昇ほど商品価格に上乗せできず、企業の業績が悪くなり、賃金が上がらないのに身の回りの商品が値上がりして家計を圧迫する、といった悪循環をもたらすのが悪いインフレです。
出典:SMBC日興証券
つまりモノやサービスの値段が上がることです!
ではなぜ銀行預金しかしてない人は損するかというと、
- モノやサービスの値段は上がる⤴
- 収入は変わらない→
このような現象が起きるからです!
次に例を出して詳しく解説します。
日本のインフレ率は?
では、日本が目指しているインフレ率は何%でしょうか。
日本はインフレ率2%を目指しています。
これは日本銀行のHPでも物価安定の目標として掲げられています。
資産運用の世界では1%がとても大切。
実際に数字で見ていきましょう。
【例:インフレ率2%の場合】
- 100万円の預金⇒36年後は⇒100万円のまま(正確には少し増加)
- 100万円の車⇒36年後は⇒約200万円
自分のお金は増えないのにモノの値段はどんどん上がっていきます。
そのため資産の増えない預金のみだと実質資産が減少しているも同然なんです。
そうならない為にiDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)という制度があります!
しっかり違いを理解して自分にはどちらが合っているのか把握しましょう!
iDeCo(イデコ)の仕組みとは
iDeCoの正式名称は、“個人型確定拠出年金”と言います。
政府が作ったiDeCo公式サイトがあります。漫画やアニメで学ぶことも出来てわかりやすいです!
次に僕が思うiDeCoのメリットとデメリットを紹介します!
iDeCo(イデコ)のメリット
- 毎月の積立額が所得控除となる
- 運用益が非課税になる
- 受け取る際にも税の控除がある
iDeCo(イデコ)のデメリット
- 元本割れする可能性が0ではない
- 原則60歳まで引き出せない
- 積み立て上限額が決まっている
NISA(ニーサ)の仕組みとは
NISA(ニーサ)の正式名称は“少額投資非課税制度”と言います。
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。
出典:金融庁
複数の種類があるので順番に説明していきます。
NISA(ニーサ)
- 株式等の売却益が非課税となる。
- 年間120万円までNISAの枠を使って投資が出来る。(最長5年)
【例:30万円で買ったA社の株を60万円で売却】
この時本来約6万円の税金を納める必要があります。
でもNISAの枠で投資をしていれば運用益が非課税となります。これがNISAを利用するメリットです!
つみたてNISA(ニーサ)
- 運用益が非課税となる。
- 年間40万円までつみたてNISAの枠を使って投資が出来る。(最長20年)
名前の通り積み立てに適しています。
株式はまとまったお金がないと購入は難しいです。
つみたてNISA(ニーサ)であれば少額から積み立てをしていく事が出来るため、まとまったお金がないという20代からでもおすすめです!
iDeCo(イデコ)とNISA(ニーサ)選び方のポイント
どちらも将来に向けて資産形成をするならとても良い制度です。
「ここまでにお金を増やしたい」という目標があるならば、
- 中・長期(~20年、それ以上)
- 短期(~5年)
どの程度の期間で運用するのかによって取るべき方法が変わります。
中期的・長期的にお金を貯めたい方
おすすめはiDeCo(イデコ)です!
【おすすめする理由】
- 原則60歳まで引き出せない為、確実に積み立てが出来る。
- 毎月の積立金額が控除でき節税となる。
60歳まで原則引き出せないという特徴があるので必ず余裕資金で行うようにしましょう。
少額で良いので1歳でも若いうちに始めて長く運用期間を取ることをおすすめします!
短期的にお金を貯めたい方
おすすめはNISA(ニーサ)です!
【おすすめする理由】
- 節税をしながら積み立てをすることが出来る。
- 好きなタイミングで引き出せる。(換金できる)
最低限の資金は銀行口座に残しておき、余裕資金はNISA(ニーサ)を活用して積み立てを行うのがおすすめです!
まとめ
今回はiDeCo(イデコ)とNISA(ニーサ)の違いについて解説しました。
どちらも政府が用意したとても良い制度なので利用しない手はないです!
日本はインフレ率2%を目指しています。
先程解説したとおり、年間で2%資産を増やせていなかったとしたら実質資産が減少しているも同然というわけですね。
物価上昇に負けないように資産運用をしていきましょう!
iDeCo(イデコ)もNISA(ニーサ)も運用益を非課税に出来ます。
長期間で運用をするならおすすめの運用商品は投資信託です!
「投資信託?なにそれ?」という方は詳しい概要について別の記事で紹介しているので良かったらご覧ください!
自分のお金は自分の力で守っていきましょう!
身近な制度であるiDeCoやNISAをぜひ活用してみてください!
今回も皆さんの参考になれば嬉しいです!
もし質問などがあれば気軽にコメントなどしてくださいね!
ではまた!
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