結婚したけど夫婦でお金について話したことないな。
みんなどうやってお金の管理について決めてるんだろう?
こんなお悩みを解決します!
この記事の内容
- 共働き家庭のお金の管理方法
- 家計のまとめ方3つのステップ
- お金のことで喧嘩しないためのポイント
- 忙しい夫婦を助けてくれる便利なアプリ
この記事を書いた人
年間約100組のコンサルを実施! 資産運用の基本や、保険、節約といったことを得意分野としています! >>KOISHI CAFE 運営者情報
僕は結婚する前に約2年間の同棲期間がありました。
その時は共働きでお互いにある程度収入がある状態で生活していましたが、それゆえにお互いのお金の使い方については無頓着でお金の貯まらない生活をしていました。
今回の記事ではその時に感じたことや、貯金をするために実践していたことをお伝えします!
現役FPとして貯金のポイントもお伝えするのでぜひ最後までご覧くださいね!
この記事は5分で読めます!
「お互いにお金の管理について切り出せていない」「曖昧なまま生活している」という方にピッタリの記事です!ぜひ最後までお付き合いください!
はじめに
今回は共働きの家庭に絞ってお金の管理方法のポイントをお伝えします。
新しい生活を始めようとする2人に最初に立ちはだかる壁。それがお金の話です。
今まで恋人だった人とお金の話をするなんてとても現実的で避けてしまいがちですよね。それに共働きで夜しか二人の時間が持てない。ですがなるべく早い段階で話し合っておくことをおすすめします。
なぜならこれからの2人にはお金のかかるイベントが沢山待っているからです!
- デート代
- 同居するためのお金
- 結婚式のためのお金
- 出産費用/子どもの教育費
- 住宅購入費
- 友人の結婚式参列時のご祝儀
例えば上記のようなお金がこれからかかってくることでしょう。
これはほんの一部なので指輪を買ったりするお金や友人と遊んだりするお金も含めたらもっと多くのお金がかかりますよね。
どれも大切なイベントです。2人にとっても家族や周囲の人にとってもかけがえのない時間を過ごすために今からお金を準備しておく必要があります。
「お金が無くて何もできない」なんて嫌ですよね。
共働き家庭であればある程度ゆとりがあるはずです。
「え?毎月ゆとりなんてないよ!」という方はお金を使い過ぎてるかもしれません。
この記事を参考に2人で始めの一歩としてお金の管理方法について話し合ってみてください!
それでは共働き夫婦のみなさんへ家計をまとめるための3つのステップを解説していきます!
結婚してなくても同棲してるみなさんにも参考になる情報なので最後までご覧ください!
お金がかかるイベントが人生にはたくさんありますね!
早い段階で仕組みを作ってしまえば案外簡単に貯めることが出来ますよ!
それでは3つのステップを紹介します!
家計管理STEP1:現状を把握する
ステップ1が出来てない人は絶対に次のステップに進めません。
必ずおさえておいて欲しいポイントなのでとばさずに読んでください。
まずはお金の流れの全体像を把握するために次の3つを把握しましょう!
- お互いの収入と貯金を把握する
- お互いの借金について把握する
- 夫婦2人での生活費が毎月いくらかかるか把握する
順番に解説していきます。
1.お互いの収入と貯金を把握する
なかなか最初にこの話題はハードルは高いですよね。
ですがお互いにいくら収入があるのか知らないまま過ごしてくとあとでもめる原因になります。
収入と一緒に貯金額まで伝え合うのが理想的です。
なぜならパートナーは結婚式に向けて貯金を始めているかもしれません。
どのくらい相手が貯めているのか知ることでお金の問題を現実的に考えられるようになります。
2.お互いの借金について把握する
借金がない方は素晴らしいです!それに越したことはありません。
忘れがちですが奨学金やカーローンなども借金にカウントする必要があります。
そのお金は今度パートナーと一緒に背負っていくことになるのでマイナスも含めた家計管理をしていく必要がありますよ。
負債についてもお互い隠さずしっかり把握しておきましょう。
3.夫婦2人での生活費が毎月いくらかかるか把握する
生活費については事前にある程度想像することも出来ますが、こればっかりは生活を始めてみないと正確な金額として出てこないです。
実際共働きの場合はお互い仕事で疲れており外食が多くなります。
想像していたよりも生活費が掛かっていまうことはよくあります。
家賃などの固定費は紙に書き出してみていくらかかりそうか2人で考えておきたいですね。
まずは最初のステップとして夫婦の月々の収入と支出を把握しましょう!
これができればいくら貯金に回せるのかも見えてきます!
家計管理STEP2:口座を目的別に分ける
ステップ1が出来た人は次に進みましょう!次は口座を目的別に分けて管理をします!
最もわかりやすい3つ口座を使用するパターンで紹介します。まずは3つに分けるやり方を試してみてください!
それでは3つの口座の種類を紹介します。
- 生活用口座
- 予備費口座
- 貯金用口座
それぞれ詳しく解説していきます。
1.生活費用口座
生活費用口座は月々の生活費を入れておくための口座です。
生活費は毎月変動するため少しゆとりのある金額を入れておくようにすると良いです。
例えば月の支出が20万円なら生活費用口座に21~23万円入れるようにします。
上記のように少し多めに入れておけば多少支出が前後したとしても対応できます。
もしもそれでも足りない場合は2.予備費口座から必要な分だけ追加するようにして、余った場合はその月に娯楽として使ってしまっても良いし3.貯金用口座に入れてしまっても良いです。
2.予備費口座
予備費口座はその名の通り予備費を入れておくための口座です。
予備費とはその月によって変動する支出のことです。
例えば、
- 冠婚葬祭費用
- 各種保険料
- 娯楽のためのお金
上記のようなお金です。
年払いなどでまとめて払っている支払いについても、毎月のお給料やボーナスから積み立てを行うようにしてください!
3.貯金用口座
貯金用口座は毎月決まった金額を貯金していくための口座です。
なぜかお金が貯まらないという方も多いのではないでしょうか。
それは「残ったお金を貯金する」というやり方をしているからです。
貯金がしっかりできる人は絶対にそんなことはしません。
どのように貯金を行っているかというと先取り貯金を行っています!
先取り貯金とはお給料が振り込まれたらすぐに貯金額を貯金用口座に移してしまう方法です。
必ず先取り貯金を行うようにしましょう!
でも貯金用口座に入金することを忘れてしまったり、共働きで忙しくて入金する時間がないという方もいらっしゃいますよね。
そんな方は貯金のための仕組みを作ってしまいましょう!
- 積立定期預金
- 財形貯蓄制度
- 貯蓄型の保険
上記のような積み立ての方法があります。1度仕組みを作ってしまえば毎月自動的に引き落としが掛かり積み立てられるので、忘れてしまったりATMに行く手間もないのでおすすめです!
これ以外にも様々な積み立て方法がありますが、貯蓄として始めるのであれば基本的にリスクのないもので行うのが良いですよ!
貯金用口座にいくら積み立てをしていくか2人で話し合ってみてください!
無理な金額を設定すると日々の生活が楽しくなくなってしまいます。
家計管理STEP3:管理方法を決める
ステップ1で現状を把握しステップ2で口座を分けたら、いよいよお金の管理方法を決めます!
様々な管理をされている家庭がありますが、今回は代表的な2つの管理方法について紹介します。
- 分担型
- 合算型
それでは順番に解説していきます。
分担型
分担型とは家計の支出をお互いに出し合う方法です。
事前に決めた金額を口座に入金してその中で生活のやりくりをします。
共働き家庭の多くのみなさんはこの方法をしています。
分担型には2つの種類があります。
- 項目別支払い型
- 定額折半型
それぞれどんな特徴があるのか解説します。
1.項目別支払い型
この方法は支出によって担当を分ける方法です。
例えば、
- 夫:家賃・光熱費
- 妻:食費・雑費・通信費など
上記のように支払う項目によって払う人を決めておく方法です。
夫婦間、パートナー間で収入の差が大きい場合はこの方法で支出金額を調整するのが良いですね!
2.定額折半型
この方法は完全に折半する方法です。
月々の生活費が20万円であれば10万円ずつ口座に入金する。
不公平感は無いので良いですが収入に大きな差がある場合はあまりおすすめは出来ません。
おそらくどちらかから不満が出てくると思います。
合算型
この方法は2人の収入を合算して家計の支出に充てる方法です。
共働きのみなさんは基本的に分担型にされている方が多いですが、合算型にされる家庭も中にはいらっしゃいます。
どのような家庭が合算型にするかと言うと下記のとおりです。
- どちらかが主婦/主夫であり、片方の収入しかない家庭
- 2人とも働いているが、どちらかの収入が比較的少ない家庭
このような家庭の場合は夫婦やパートナーと収入を合算して、家計の支出に充てていく合算型が適しています。
お互いの収入金額も踏まえてどの方法が良いか考えましょう!
2人にぴったりの方法は2人にしか見つけられません!
夫婦円満家計の3つのポイント
お金の話はもめる原因になりやすいです。
最初に2人のルールを決めておくことで喧嘩を防ぐことが出来ます。
3つのステップでお金の管理方法について決める際に、一緒にルールについても確認し合いましょう。
1.一緒に目標を立てる
同じ方向を向いている夫婦やパートナーはそこに向かって進んで行くことが出来ます。
教育費や戸建てを購入するためのお金など、使い道は家庭によって違うと思いますが、いつまでにいくら貯めたいか一緒に目標を立てることでブレにくくなります。
例えば月に1回はお金のことについて話し合うタイミングを設けるなどの工夫をすると、貯金もはかどるし楽しみながら続けていく事が出来きますよ!
2.お小遣いの使い方を決める
何を消耗品として買って、何をお小遣いで買うべきなのかについても最初に決めましょう。
例えばシャンプーなども美容に気を使っている方であれば、比較的価格の高いものを使っている場合もありますよね。
それは日用品として家庭のお金から出すのか、それともお小遣いから出すのか、この点はお互いの価値観によって違ってくるので事前に話し合っておきたいですね。
3.通帳などは2人とも確認できる場所に保管する
家計の管理は貯金を確実にするために行うものです。
2人で協力して貯金を続けていくには現在地をいつでも確認できる状態にすることが大切です。
現在地とはその時点での貯金額のことです。
ただしお互いの貯蓄やお小遣いについては関与しすぎるのはNG。
家族だとしてもプライバシーを守ることが必要です。
ルールを決めて気持ち良く貯金を続けていきたいですね!
お金に関することは透明性が何より大切です!
まとめ
それではまとめです。
今回は共働きの場合のお金の管理方法について解説しました。
人生には様々なお金のかかるイベントがあります。そのような大切なイベントの際にお金のことで困らないために2人でお金の管理方法について考える必要があります。
お金の管理方法については次の3つのステップを順番に考えていきましょう!
【家計のまとめ方3つのステップ】
- お互いの収入と貯金を把握する
- お互いの借金について把握する
- 夫婦2人での生活費が毎月いくらかかるか把握する
家計をまとめることが出来たら一緒に下記の3つについても決めておきましょう!
【夫婦円満であるための3つのポイント】
- 一緒に目標を立てる
- お小遣いの使いかを決める
- 通帳などは2人とも確認できる場所に保管する
この記事を読んでここまで話し合えれば貯金の仕組みは完成したと言っても良いです。
あとは作った仕組み通りに毎月貯金を続けていくだけなので簡単ですよ!
最後に2人のお金を管理するための最高のツールを紹介します。
毎月家計簿をつけることをおすすめしますが共働きで忙しい2人には簡単ではありません。
そこでおすすめの方法はアプリでの家計管理です!
忙しい2人にはマネーフォワードMEというアプリがおすすめ!
おすすめする理由は下記の通り。
- 利用は無料(有料版もあります)
- 提携金融機関は家計管理アプリNo.1
- 画面がわかりやすく使いやすい
- 利用ユーザー数が多い
僕も実際に利用しているユーザーの1人です。
上記で説明した3つの口座(1.生活用口座/2.予備費口座/3.貯金用口座)も全て連携しています。
ちなみに僕は株式などの金融商品も保有しているので証券口座も連携できて助かってます。
いつでも総資産額を確認することが出来てとても便利!
最後にリンクを張っておくのでまずは登録するところから始めてみてください!
頼れるところはアプリに頼って休日は2人で楽しい時間を過ごしてくださいね!
家計管理の方法はこのブログでも紹介していきますが、本で学ぶことも出来ます!
おすすめの本をまとめた記事があるので良かったら参考にしてみてください!
最後にリンクを貼っておきます!
このブログが2人でお金の管理について話し合うきっかけになれば嬉しいです!
仕組みを作って将来のために積み立てを始めましょう!
今回も皆さんの参考になれば嬉しいです!
もし質問などがあれば気軽にコメントなどしてくださいね!
ではまた!
コメント